旧作資料館 Part-2
オリジナル作品のためのデザイン(1994)
DESIGNS FOR MY ORIGINAL STORY (1994)
こちらは作品世界構築の途中で頓挫した作品(いやはや…)。正統派の侵略SFを狙ってました。特殊プロテクターで武装した、3名の特別防衛チームの活躍を描くってのが骨子でした。
プロテクター頭部デザインその1
リーダー格のプロテクター。この構想を練ってた頃って、ヒーローデザインの傾向として、ゴーグルを基本にしたヤツが主流でした。そんな流れの中、「やっぱりヒーローは顔がなくっちゃ!」って考えた おおしま は、思いっきり顔のついたヒーローをデザインしちゃったのでした。ウルトラ系の顔とは一線を画そうってコトで、顔面の面取りをちょっと複雑にしてます。
リーダーのプロテクターは高速戦闘タイプです。ってわけでご多分にもれず、スピードを重視したため、装甲は薄いし武装は外付けです(いやはや…)。状況に応じて武装を選択装着します。これは最も多用されるアームガン・ユニット。左腕に装着し、胸のインターフェースにコントロール・ケーブルを接続します。照準は、頭部に装着した照準ユニットが、マスクの電子アイと連動するって設定です。
プロテクター頭部デザインその2
こちらは重装甲タイプのプロテクター。デザインはリーダーのバリエーションになってます。武装は強力で、アームガンも実装済み。その代わりプロテクターの重量が300kgもあって、素早い動きが苦手でエネルギーの消耗も早いってワケですね。額のビームランプは照準用の赤外線センサーです。
F.L.V. (Flexible Land Vehicle)
チームの足となる陸上用ビークルF.L.V.はフレキシブル構造の駆動系を持ち、走行路面の状況に合わせて柔軟に車高を調節。抜群の走行性能を誇る新世代のミッドシップ4WDです。
秘密基地(ガーディアス・ベース)
太平洋上の小島に設置された基地。基地上部に突出した3つの構造物は、飛行メカ発進用のカタパルトになってます。上で紹介した戦闘機型メカは、ここから海上に投下されつつ発進する(!)というムチャな設定を考えました。巨大な水柱を噴き上げながら発進するメカって、絵的にカッコイイかな?とか思ったもんで(いやはや…)。
発進カタパルト
戦闘機型メカの発進時は基地の発進カタパルト下部が左右に大きく開いてスライディング・レールが降下、戦闘機型メカを海上に投下します。
セキュリティ・ガードシステム
外部に対して基地の存在を隠すためのセキュリティ・ガードシステム。
サポート・ロボ
戦闘時にチームを支援するサポート・ロボ。搭載した重火器で敵の巨大メカとも互角に戦えます。