今朝、新聞(朝日)読んでたら、『「リンゴ」はまた夢語る?』とかって、特集記事があって、朝からウ~ム。例によってMacシンパとそうでない人、それぞれ2人づつに寄稿してもらって思いを語らせるってヤツ。でも記事を書いてる記者の基本スタンスが「Macは大丈夫?」なのは勘弁して欲しい。正直、最近の朝日新聞はApple、Macに対して非常に懐疑的なスタンスの記事が多くて、何か公正さを欠いてる気がするなぁ。
どうも最近、MacとWin95をやたら比較、対立させようとする動きが多くて、なんかヤですね。別に各人が好きな方を使えば、それでいいじゃないですか。どうもかつての『β VS VHS』とメディアの扱いがおんなじ。何でこう、何でも画一化しないと気が済まないんでしょう?
やっぱり人それぞれ「合う合わない」ってあるじゃないですか。コンピューターって、結局は道具で、最終的な目的はその道具を使って何かを生み出すトコにある訳だから、それぞれ自分にとって使いやすいのを選べばいいはずです。自ら選択の幅を狭めようとするのは、実にナンセンスな行為だと思うんですが。
そう言えば、店主がこないだ買ったNewtonも、PC系雑誌での記事だとボロクソに書かれてるらしいですね。私はと言えば、Newtonがこのところすっかり脳の外部記憶装置と化して、結構シンクロしてます。確かにスピードとか問題がない訳じゃないけど、「人間の思考をアシストするコンピューター」を目指そうって理想が見え隠れしてて、使っててもワクワクしちゃうし、情報をできるだけ型にはめずに管理しようってスタンスが、性に合ってます。これなんかも、おんなじ。自分に合った方を使えばそれでいいんであって、そのために他方を否定する事なんか、意味ないと思いますよ。
まぁ、そんな訳で、みんなもいたずらに、人の使ってるものを否定するのはやめようね(いやはや…)。使うには人それぞれの理由があるんだから。
開田裕治氏といえば、以前イラストの製作工程が書籍に掲載された事があるんですが、背景を完成させてから怪獣やロボットを塗って行くという、独特の描法に驚いた記憶があります。一般に背景も主題も徐々に描き込みながら仕上げるという方法をとる方が多いんで、まるでジグソーパズルの様に画面が出来上がってくるのは凄いインパクトでした。この方法は明暗や色調のコントロールがとても難しく、ちょっとやそっとでは真似ができません。
ま、そんな訳で夏休みの一日、開田ワールドを堪能するも良し、映画に熱くなるも良し、川崎で楽しんでみてはいかがです?
開田裕治の世界と怪獣映画祭 (※展覧会・上映会は終了しています。) 1997.07.19(土)〜1997.08.31(日)(毎週月曜日、07.22休館、07.21は開館) 川崎市民ミュージアム(JR南武線武蔵小杉駅下車、川崎市民ミュージアム行バス10分) お問い合わせ:川崎市民ミュージアム 044-754-4500 |
07/21(月) | 13:30 | ゴジラ(1954) |
16:00 | モスラ(1961) | |
07/26(土) | 13:30 | キングコング対ゴジラ(1962) |
16:00 | 三大怪獣地球最大の決戦(1964) | |
07/27(日) | 13:30 | 地球防衛軍(1957) |
16:00 | サンダ対ガイラ(1966) | |
08/02(土) | 13:30 | 大魔神怒る(1966) |
16:00 | 吸血鬼ゴケミドロ(1968) | |
08/03(日) | 13:30 | ガス人間第一号(1960) |
16:00 | マタンゴ(1963) | |
08/09(土) | 13:30 | 怪奇大作戦(1968) 実相寺昭雄選集 |
恐怖の電話 死神の子守歌 | ||
呪いの壷 京都買います | ||
16:00 | ウルトラQザ・ムービー(1990) | |
08/10(日) | 13:30 | ガメラ大怪獣空中決戦(1995) |
15:30 | シンポジウム | |
金子修介(「ガメラ」「学校の怪談3」監督) | ||
開田裕治(イラストレーター) | ||
モデレーター: | 池田憲章(特撮評論家) |
料金:一般¥500 中学生以下¥300 小学生未満無料(各回入替制 展示とは別料金になります なおシンポジウムは無料)
期間:07/05〜08/10(休館日08/04)
時間:10:00〜19:30(入場19:00)
なお、最終日は閉館時間がかなり早くなると思いますのでご注意)
お問い合わせ:三越美術館 03-3354-1111 ※1999年閉館・電話番号は掲載当時
(注:タイトルグラフィックは出展作品とは無関係です)