Guide to SFX-VOYAGER


SFXボイジャーって?
「SFXボイジャー」を読みたい方へのガイドブック>

ラピッド・スター


パソコン通信ネットワーク、ニフティ・サーブ特撮フォーラムで連載中の「御町内特撮救助隊SFXボイジャー」。現在は作者怠慢により連載が中断していますが、ここでは「SFXボイジャー」を読んでみたいという方へのガイド情報をお送りします。
※内容はNifty-Serv掲載時の情報ですが、当時の記録としてそのまま掲載しています。

1.連載を読む

「SFXボイジャー」はパソコン通信ネットワーク、ニフティ・サーブの中にある特撮フォーラムイベント館(FSFXE)内の創作会議室で連載されています。ニフティのIDをお持ちであれば、トップメニューからGO FSFXE と入力すれば特撮フォーラムイベント館に入れます。こちらにはSFXボイジャーの基本設定、今迄の連載記録等の情報も登録されています。登録されている連載は第94回以降になります。

2.過去の連載を読みたい

第1回目からのバックナンバーは、現在第79話迄がライブラリー化され、特撮フォーラム本館(FSFXF)、データライブラリーの7番にテキスト版とLHA圧縮版として登録されています。なお、将来的には内容再編集後、このホームページでもライブラリー化を考えています。

3.今迄に連載されたストーリーは?

1996年11月現在で、連載回数は130回を越えました。連載は1つのエピソードを何回か(或いは何十回か)の連載で完結させる形で行っています。以下に今迄連載されたストーリーのダイジェストを掲載します。

Episode#1
「狙われた特撮コレクション」編 全4回 連載期間:1994.04.09-04.12

国連映像文化局映像保存センター。ここは国連の付属機関として世界中のテレビ、映画映像の収集、保管を行う機関であり、中でもその特撮関連映像コレクションは、世界屈指の規模と内容を誇っていた…だが、謎の天才科学者ドクター・ジャンクがこのコレクションを狙って遂に行動を開始した。恐るべき科学力をもって建造された超メカニックの前に成す術もない警察…しかし、この事態を予期していた人々がいた。ドクター・ジャンクの超メカニックを迎え撃つ、SFXボイジャーが今、行動を開始した!

コメント:ドクター・ジャンクの出現と、SFXボイジャーの初出動を描く第1話的ノリの作品。連載当初は、その前の作品の名残か、今読み返すとかなりコミカルな描写が多いですね。ラピッド・スターの操縦に慣れてないリエの描写とかは、このエピソードならでは。

Episode#2
「催眠特撮番組の恐怖」編 全14回 連載期間:1994.04.14-05.08

東京ローカルのテレビ局、ミヤコ・テレビ。低視聴率と広告収入の減少に悩むこのテレビ局に、突然ドクター・ジャンクが現われた。自分が制作した特撮番組を、何と自らがスポンサーとなって放送したいというのだ。不審に思う局担当者も、しかしジャンクの提示する破格の契約料の魅力には抗し難く、遂に放送を承諾する。放送が開始されるや、ジャンクの特撮番組は大ヒットし、ミヤコ・テレビにかつてない高視聴率をもたらした。だが、この特撮番組にはドクター・ジャンクの恐るべき陰謀が…

コメント:テレビ番組を利用するドクター・ジャンクってのはやっぱり王道ですよね。このエピソードでは、並行して警視庁科学捜査一課結成までの過程が描かれてます。反駁するワンディムとオオツカ警部が、いかにして互いを信頼する様になるのかって処も見所です。クライマックスに登場する東京タワーでの新兵器設置シーンは自分でも気に入ってます。

Episode#3
「ケンタの初恋」編 全24回 連載期間:1994.05.15-07.24

ワールド・アトランティック航空が、その社運を賭けて建造した最新鋭の超大型ジェット飛行船、ブライトネス・オブ・クラウド。空飛ぶ豪華客船の就航を祝して行われた世界一周のワールド・プレミア・フライトには、画期的な立体映像システム、「マックスベリー」の開発者であるジョン・ラッセル博士と、このシステムを導入した初の特撮大作映画「ジュラシック・ズー」に主演する世界的な天才少女映画スター、エリカ・ハミルトンも同乗していた。しかし、マックスベリーを狙うドクター・ジャンクが、東京に滞在中のラッセル博士を狙っていた…

コメント:現在連載中の作品でも再登場している、ケンタの初恋の人、エリカ・ハミルトンが初登場するケンタ純情編。リエにからかわれて落ち込んでしまうケンタの描写は、結構思い入れがあったりします。物語の舞台、ブライトネス・オブ・クラウドは1930年代の大型飛行船の優雅さをイメージ。スケール感を出すのに一役かってくれました。宙吊りになったエリカを、V-TOLのラピッド・スターが助けるシーンは、この後大好きなキャメロン監督の「トゥルーライズ」で同じ様なシチュエーションが登場し、思わず「やったぁ!」とか思いましたっけ。

Episode#4
「タバタ怨みのヒートアイランド作戦」編 全14回 連載期間:1994.07.31-09.25

タバタを置き去りに、サマー・ヴァケーションに出かけてしまうドクター・ジャンク。置き去りにされたタバタは、はかないバカンスの望みも打ち砕かれ怒り心頭。製作中の灼熱ロボット「ヴォルカティック」を使い、その怒りを罪もない人々に向ける。ヴォルカティックは数十機の小型排熱ポッドと共に東京を包囲、地上に向って高熱を発し始めた。灼熱に襲われる東京…果たしてSFXボイジャーは、ヴォルカティックの進撃を阻止する事ができるのか!?

コメント:SFXボイジャー屈指の娯楽編。このエピソードで、実はタナカ家にはこの時点までクーラーがなかった事が判明。連日、熾烈な扇風機争奪戦が繰り広げられていたのでした。奥さんには頭が上がらず、子供達には疎んじられる、ショウイチ父さんのトホホな日常が垣間見られます。雲海でのラピッド・スターと排熱ポッドの攻防戦が見所(読み所?)でしょうか?

Episode#5
「究極の特撮映画」編 全32回 連載期間:1994.10.10-1995.06.11

アメリカ映画界屈指のヒットメーカー、スティーブン・キャムロン。彼の超大作SF映画、「ロボット・ウォーズ」の撮影が東京を舞台に開始された。だが、この作品は、20年前に頓挫した、ある作品の再現を目論んだものだった。そして、キャムロンの姿に異様な憎しみを燃やすドクター・ジャンク…一体20年前に何があったのか?悲劇のロボット、シュトゥルムとは何か!?…ドクター・ジャンクと、そしてゲンザブロウの過去が今、明かされる…

コメント:ドクター・ジャンク誕生の謎に迫るエピソード。連載期間が約半年となり、書いてる方も死力を尽くしての(?)執筆となりました。ジャンクとゲンザブロウの決別、シュトルムに撃墜されてしまうリエ等、結構ハードな内容になってます。舞台も東京、ウィーン、ニューヨーク、ロサンゼルス等々スケールアップ。今だに思い入れのあるエピソードです。

Episode#6
「45秒間の死角」編 全24回 連載期間:1995.07.02-1996.01.28

SFXボイジャーの活躍に苦杯を嘗め続けるドクター・ジャンクは、SFXボイジャーの主力メカ、ラピッド・スターを封じる事こそ、SFXボイジャー打倒の早道と考えた。ジャンクはダミーロボットと高性能分析装置で、ラピッド・スターの能力を徹底的に分析し、対ラピッド・スター用の新型ロボットデイダロスでラピッド・スターを狙う。一方、推理小説ファンの高校生、ヤマグチ・トシヒコは、偶然テレビで放映されたラピッド・スターの映像を見て、パイロットの少女の服装が、自分の通う高校の制服そっくりである事に気が付いた。学校の中で、ラピッド・スターのパイロットを捜し始めるトシヒコ…ラピッド・スターと、そしてリエに最大の危機が訪れる…

コメント:ラピッド・スター最大の弱点、必殺武器グラン・マキシマイザーのエネルギーチャージ時間45秒の無防備状態が、リエとケンタを追い詰めます。エピソード全体が、クライマックスの45秒間の為に存在している様な、いい収束感で書けたエピソード。少年に秘密を探られ、揺れるリエの心情がポイントになってます。リエはこれ以降、きまってトシヒコをネタに、ケンタに逆襲される事に…

Episode#7
「ロボットの友情」編 連載期間:1996.02.12-

現在連載中のエピソードですが休載中。未完です。

コメント:ロボット・チームの堅物、サーディーと少年の友情を軸に、「心あるロボット」が初めて得た、人間との「心」の交流を描きたいと思ってます。並行してケンタとエリカの再会も盛り込まれています。







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