実相寺昭雄 夢 を観る
さて、今回も別枠で感想など書こうかな、と思ったんですが…
実際に観て、とりあえずあんまりグダグダ、解った様な事書くのもなんだかなぁ…って気になったんで、感じたままを支離滅裂に羅列する事にしました。
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もうドラマが「ウルトラマンティガ」って番組じゃなかったですね。多分ティガが画面に出てくるまでは、すっかり番組タイトル忘れてました、私(いやはや…)。それが証拠に、番組の最初に子供達がいっつもやってる、例のタイトルコールが、なんか凄く白々しく聴こえちゃうもんね、後で見返すと(いやはや…)。今回って、そういう爽やかなイメージとは全然そぐわないっす(いやはや…)。
とにかくカルトな一編で、多分いつもの「ウルトラマンティガ」を期待し、熱いドラマや胸のすく対決を待ってた人は、心に「ボヨヨーン!」とでっかいハテナマークがもう100個位、バネ仕掛ではじけてたと思いますが(いやはや…)、個人的には結構キました今回(いやはや…)。もうこういうの見せられちゃうと、シリーズ構成なんかどうでもいいやとか、享楽主義的になったりしますね(いやはや…)。
やっぱりドラマが濃いなぁ。しかもどっか「おバカ」だし。この分かってやってる「おバカ」は、かなり恐い。GUTSには珍しい「敵前逃亡」発言も、絶対わざと。確信犯だと思うゾ(いやはや…)。こんな毒のあるエピソード、子供番組はおろか、最近のドラマでも滅多にお目にかかれないですね。ドラマ的には今迄ふつうのレストランでご飯食べてたら、いきなりトムヤムクンとかが出てきたって感じ。お子様はつまんなかったでしょうね、今回。
たまにはこういうのもいいかな?全部これだと「シルバー仮面」だから、マニアしか観なくなっちゃうだろうけど(いやはや…)。今回は「花」より更に好きにやってます。今になってみると、「花」はまだまだ視聴者に遠慮してたんじゃないかと思える程。
ま、皆さん自分なりに味わいましょう。好きな人はおいしいと思えばいいし、嫌いな人は次回以降の「ノーマル」なティガを楽しみましょう。と、いう事で…
1997.06.08