まだまだあるぞ、おおしまのすきなの。いよいよ混迷の様相を呈する第3室!
『サンダーバード』 1964 AP FILM
もう説明不要の名作です。未来の地球を舞台に繰り広げられるサンダーバードメカの活躍は、子供たちの度胆をヌキっぱなし!エンパイヤ・ステート・ビルを動かす巨大な原子力メカ、墜落する超音速ジェット旅客機、森林を切り開くスーパー・マシン…キラ星の如く登場するパワフルなゲストメカ達も忘れられません。 サンダーバード2号のプラモはお風呂のお友達でしたっけ…
『名探偵ホームズ』1984 東京ムービー新社・RAI
名探偵をイヌにしちゃった日伊合作アニメのホームズ。これも好きですねぇ。実写のホームズって、原作のちょっと変人なイメージを引きずって、あんまし生彩ないんですが、このホームズはカッコイイ!広川太一郎さんの颯爽としたお声がピッタリです。でも「ムーミン」のスノーク以来、やっぱりここでもアドリブの嵐なのはアレですけど…(いやはや…)大塚周夫さんの千変万化のアフレコが存分に堪能できる、宿敵モリアーティー教授も大好きッ!
『海底3万マイル』1970 東映動画
海野かつおさんの「か、か、か、か、火焔竜だぁ!」が忘れられない東映アニメ映画の名作。コレとっても楽しい「まんが映画」で大好きです。絵柄はテレビアニメ系ですが、さすが黄金期の余韻を残す、1970年代初頭の東映動画作品。実に丁寧に作られてます。火焔竜のシーンなんかシネスコ画面をフルに使った迫力の構図が続出!実写を彷彿とさせる演出が凄いです。チーターと仲良しのイサム、羨ましかったなぁ!
『空飛ぶゆうれい船』1969 東映動画
「海底3万マイル」と並ぶ、東映動画オリジナル・エンターテインメントSFといえば、やっぱりこの作品ッ(「魔犬ライナー」もあるけど…)!懐かしの「ハッスルパンチ」や「魔法使いサリー」で数々の名演出をモノにして来た池田宏氏の集大成ともいえる傑作。かの「エヴァンゲリオン」で登場した、黒潮物産のBOAビールはこの作品がモトネタです。登場するロボット、ゴーレムのシンプルなデザインに、宮崎メカの匂いを嗅ぐのはワタシだけ?