いやぁ、「勇者王ガオガイガー」凄いッ!ワタシ、あの第1話が観れただけでもう、この作品満足ですワ(いやはや…)。キャラクターやメカ、美術設定、見事な作画もでしたけど、あの巨大感!、あの動き!、ディテール描写へのこだわり!勇者シリーズの集大成の感もあります。
大張正巳氏、石田敦子氏が抜けた後、正直、作画陣の弱体化が目立っていた勇者シリーズだけに、作画の充実ぶりもうれしい処。ガイは極端な逆三角形の体型と、巨大な肩当てでなんか凄いデッサン取りにくいし、線が多いし、色塗りもメタルの質感を出すのが大変だし、描くの大変だと思いますが、頑張って下さいね(==>作画の皆様)。
今回のシリーズは、エンターテインメントなカラーと、カタルシス的な感覚を重視してるみたいで、燃える描写が続出ですね。こんな感じでシリーズ進むんなら、私ハマリそうであります。
第1話で特筆すべきは、何といっても絵コンテ担当、米たに監督の画面構成力でしょうね。もう凄い巨大感とメカの描写(あのEI-02が都庁前で上半身だけ180度旋回させて振り向く処とか凄い好きッ!)。こんなロボットの描写を観るのは、私初めてです。アングルもゾクゾクしちゃう様なのが続出。いやぁ、目でみるセンス・オブ・ワンダー。こんな方が監督されるのでは、ちょっと注目していかねば…おっと忘れちゃいけないマイトガイン桧山さんの絶叫も相変わらず全開ッス!