遂にゴルザ再登場。今回はキー局での放送がお正月ってコトで娯楽編を持って来ましたね。特撮も、豪華なセット、続々登場の新メカ&ゲストメカ、主要キャラクターも久々に揃って、楽しませてくれます。おお、懐かしい面々が一杯いるゾ!
今回、特撮の見せ場って、やっぱり噴火の特撮でしょうね。なんか、テレビじゃ久しぶりに観た気がしますね。結構力が入ってました。ただ、噴煙の描写はもう一歩。ちょっと花火っぽさが残ってて残念でした。円谷プロの爆発シーンだと「ウルトラセブン」の終盤あたりが凄かったですね。「ノンマルトの使者」の海底都市が爆発して、巨大な水柱が噴き上がる処とか、最終回のゴース星人基地の爆発とか、火薬やガソリンの使い方が凄いです。アレって確か操演/火薬効果を担当されてた平鍋功氏あたりのご担当じゃなかったかと思うんですが、火薬多過ぎ(いやはや…)。もうスタジオごと吹っ飛んじゃう様な爆発でしたね。
GUTSメカも、地底タンクのピーパー、ドリルビームが登場。ピーパーは倍の大きさでミニチュア作って、サスペンション仕込めば完璧だったのにぃ。モデルが小さすぎてうまく重量感が出ていないのが惜しいです。アレってロングショット用の大きさだよ。
ゴルザは、体表の表現をちょっと替えた位で、改造としては地味でしたね。でもこうやって改めてみると、やっぱりキャラクター性はありますね、ゴルザって。いかにもワルそうな風貌もいいです。今回は役者さんも2度目という事で、演技も変にオーバーアクションでなく良かったです。唯一、ティガに蹴りを入れちゃうトコだけ気になりましたが。