う〜む、君はひょっとしたらホリイ隊員の変身じゃないのかね、レイロンス君?(いやはや…)。ティガとのあの呼吸はどう見ても関西系のノリだゾ!いや、結構好きですレイロンス。なぜ深海怪獣がひょうきんであるのかは、大自然の神秘ですけど、ティガの顔面をペシペシしちゃう大きな手と、カエル系の偏平な顔、それでもって、ふてぶてしい目がなんかイイですね。しっかし、こんなのが今迄で最強の怪獣でいいのかぁ?ティガの苦戦度は実は今回が一番ですね。水をブロックできない手抜きバリアとか、結構メッキが剥げてきたぞ、ティガ(いやはや…)。
今回も手堅いです、開米造形。アップショットでも造形の粗さを感じさせない繊細な仕上りはさすが。腹周りのカエルを想わせる斑点の表現とか、実にいい感じですね。とりあえず、「ティガ」の怪獣造形に関しては、こういう表面のゴツゴツした怪獣なら、デザインでよっぽどのチョンボがないかぎり、仕上りは安心してていいみたいですね。それくらいの安定感を感じます。あとはスベスベの怪獣がうまく作れれば、パーフェクトと見たゾ!どっかで再チャレンジして欲しいなぁ。そう言えば、故高山良策氏の作られた「ウルトラセブン」のキングジョーなんかは、表面すべすべで、かつラテックス製ですけど、適度な柔軟性があるみたいで、いい仕上りです。全身型抜きのせいかな?